チュチュのボディス
チュチュのボディス(Bodice)には、6枚ないし15枚の生地のパネルを用いられる。これらのうちのいくつかは、斜めに裁たれるため、生地にいくらか伸張性が与えられる。ボディスは、ウエストラインに、あるいはヒップの上部に取り付けられる衣裳の分離した部分である。場合によっては、動きを考慮するために弾力性のあるタブだけでひとつにさせられている。補正のために前後へ、または前のみにボーンを入れる場合もある。
通常、デザインはビスチェやバニースーツ同様、背中を露出させた肩出しのキャミソールスタイルなので、着用時は肩紐(肩ゴム)を用いて固定する必要がある。背中後ろぐりのカット処理によっては、大胆なローバックなスタイル(ロイヤルカット)になることもある。
ボディスの材料は主に、
シャンタン(shantung)
サテン
バックサテンシャンタン - 表がシャンタン、裏がサテンの生地。サテン側を表に使う。
カツラギまたは天竺 - 裏打ち布用。型紙にも用いる。
別珍
ベルベット(velvet)またはベロア。
などである。
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