チュチュのスカート
チュチュのスカート(Skirt)はチュチュの形を決定し、全般的なスタイル(ロマンティック、クラシック、ベル)を定義づける。スカートは一枚ではなく、数層から十数層の軽い布地を重ねるのが特徴である。
クラシック・チュチュの場合、チュールの裾を1cm間隔で折り畳んで縫うこと(タッキング。タックとも)で、スカートへ張りと硬さを与える必要がある。タックにはシングル畳みとダブル畳みがあり、二重に畳むダブルの方が硬めに仕上がるが製作に手間が掛かる。
スカートの材料は通例、以下の通りである。
綿モスリン
ナイロン
オーガンジー (organdy) あるいはオーガンザ (organza)
シャンタン(shantung)
ターラタン(tarlatan)
チュール布(Tulle)- チュールはロマンティック・チュチュの場合、15から30デニール。張りを必要とするクラシック・チュチュの場合、30から50デニールを用いる[3]。
ボイル (voile)
バックラム (buckram)
クラシック・チュチュの中には、水平の形を保つためにステンレス製のワイヤー・フープをスカートへ仕込む事もある。
またチュールスカートの上に、オーバースカートによる装飾を施す場合もある。
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