フランスのレース(アランソンレース)

1700年頃よりアランソンレースの技術的特徴が始まる。ブークレのある網目レゾー、モードと呼ばれる変わり編み目などである。18世紀の初頭にしなやかな軽いレースが流行し、アランソン特有のレゾーであるブークレとブークレの間に、モチーフ間の斜め糸を同時に掛ける小さなブークレがあった。ブークレは1775年頃までは糸の束をボタンホールステッチでかがったブロッド、その後は馬の毛が使われた。

18世紀前半のアランソンレースのモチーフはボビンレースに似ていた。1740年以降、すっきりとしたグランドになり、そこにロカイユ方式のメダイヨンが散在する。18世紀半ば以降メダイヨンがなくなり、レゾーの細かい網目はモチーフより控えめとなった。1780年以降、レースの縁の「川」状の部分がこの時代の唯一の装飾となって流行した。

美しいボディライン

補正下着は美しいボディラインを作ります。