セレブリティ(英語のCelebrity)

英語における「celebrity」という単語の使用が確認できる最古の文献は、14世紀のものである。基本的には、有名・著名である(名声がある)状態および、そういう人を意味する。一般的に、エンタテインメント界やスポーツ界の有名人を指すが、修飾語的に他の職業の有名・著名人(a celebrity chef など)を指すこともある。しかし、大衆向け雑誌や大衆向けテレビ番組では、有名人でかつ金持ちのことを指す傾向がある。このような雑誌や番組では、大富豪、俳優、スポーツ選手(プロフェッショナルやエリートアマチュアの)、スーパーモデル、作家などがセレブリティとしてよく取り上げられている。裕福だが有名ではない者は、セレブリティとは呼ばれない。また貧乏でも有名ならセレブリティと呼ばれる。例えば、インターネットセレブリティやYouTubeセレブリティと呼ばれ者たちは必ずしも裕福でない。また、有名な犯罪者の形容にも、この語が使われているのを見ることができる。famous(有名)という単語と比較すると、famous が fame(名声・声望)からなる良い意味での著名さを暗示しているのに対して、celeb は人が沢山集まる様子をあらわすラテン語 celebritas が語義であり「大衆の耳目を集める者」といったニュアンスでもう少し軽い[要出典]。古くはジェット旅客機で世界中を旅して回れる裕福な若者たちをen:Jet set、最近では一機数十億以上する自家用ジェット機で世界を飛び回る者は「ジェット族(Jet Setter)」と呼ぶ。映画などでは古く主演を張ることを Starring、主演者のことを Star と表現した。

欧米のマスメディアでは、年末年始に celebrity of the year という特集が組まれることがあるが、この場合は「(その年の)話題の人」といった意味合いのことが多い。ファッション・モデルのセレブの場合、アメリカのモデルと誤解されがちだが、ナオミ・キャンベル、ケイト・モスらはイギリス出身である。セレブの顔ぶれは、時代によって入れ替わり、2010年代にはカイリー・ジェンナー、レディ・ガガらもセレブとして報道されている。

リアリティ番組の「celebrity edition」(有名人編)などには、それほど有名ではない、いわゆるB級スターが出演するケースが多い。celebrity の中でも特に有名、あるいは人気が高い者を A-list celebrity または A-lister と呼び、そうでない者を B-list celebrity や B-lister と呼んで区別することがある[7]。A-lister や B-lister という呼称そのものは業界を問わないが、特にエンタテインメント業界の者を指す傾向がある。なお、こういうリストが実在している必要はない[7]。特定の地域のみで有名・著名な者は local celebrity と呼ばれる。また、昨日まで無名だった者がリアリティ番組などで急に有名になり、すぐにまた忘れ去られてしまうという現象を指して、15 minutes of fame と言う。

自分自身がエンタテインメント界、スポーツ界などで成功したというわけではなく、単に有名人の家族・友人であることで「別枠の人」扱いとしてセレブとされることがある。「あの有名人○○の家族・友人・代理人ect.として有名」の用法である。大統領や州知事、上下院議員の家族などはこの典型であり、この場合、実質的にはVIPとの区別は消滅してしまう。あるいはスキャンダルを起こすなどした者がcelebrity扱いされ、その結果として映画やモデルなどの仕事を得る場合がある(パリス・ヒルトンなど)。

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